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株主・投資家の皆様へ(2011年10月期を終えて)
株主、投資家の皆様におかれましては、日頃より格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
また、2011年3月に発生した東日本大震災により被災された皆様には謹んでお見舞い申し上げますとともに、一日も早い復興を心からお祈り申し上げます。
前連結会計年度(2011年10月期)は、前半は製造業を中心に景気回復の兆しがみられましたが、3月に発生した東日本大震災を境として、急速に国内景気が落ち込むこととなり、当社が対象とするマーケットにおきましても、市場の冷え込みや販売競争の激化に伴う単価下落等の逆風がありましたが、2007年から進めているスモールビジネス(パッケージを核とした高収益ビジネス)に加えて、パワービジネス(卓越した開発力と力強い販売力)をテーマに掲げて取り組み、ユーザ数、パッケージ販売本数は過去最高の業績をあげて、売上はほぼ計画を達成しました。しかしながら、利益率の低下に伴い経常利益は計画値に及ばず、また、震災の影響等による特別損失も計上せざるを得ませんでしたが、最終利益は黒字を確保することができました。
主力の学園ソリューション事業においては、就学者人口の減少といった経営環境の中で、マーケット内における当社のブランド力や、主力商品である『キャンパスプラン.NET Framework』の商品力の強さをもとに、エンジニアを加えた積極的な営業展開を図り、売上、営業利益とも大幅に計画を上回りました。また、昨今の就職難に対応すべく、学生の就職活動を支援する機能等を大幅に追加したキャンパスプランの新版を7月にリリースしユーザ様から好評を得るなど、実り多き年度となりました。
ソフトエンジニアリング事業においては、『規程管理システム』を主力商品として展開し、大手企業・学校法人へ納入し、順調にユーザ数を拡大しました。また、ユーザニーズに応えたイニシャルコストの低いクラウド型サービスも立ち上げることができました。
ウェルネスソリューション事業においては、低コストで利用できるASP型製品の拡販を軸とした営業を進めましたが、フィットネスクラブ業界の低迷や、低価格化が止まらず、売上、営業利益とも計画を下回りました。しかしながら、年度後半には、新規サービスであるウォーキングサイト『NANPO(ナンポ)』のモデルユーザ獲得や、フィットネスクラブ以外のスクールや公共体育施設への製品納入ができ、売上、利益の面では苦しい年度となりましたが、今後の事業展開に一定の道筋をつけることができました。
公教育ソリューション事業においては、都道府県を中心とした自治体からのデモ依頼、納入校見学などの引き合いが増加し、当社ソフトに対しては高い評価を頂いておりますが、自治体集中管理型案件は納期までの期日が長期化するなどの理由で、開発投資がメインの一年となりました。
保険薬局向け事業においては、保守サポート収入を安定的に確保し、かねてから要望の高かった薬歴管理システム『薬歴情報電子ファイル』につきましても9月から販売開始することができました。
これらの結果、当連結会計年度の業績は、売上高1,996,986千円、営業利益152,603千円、経常利益140,632千円、当期純利益23,631千円となりました。
また、当連結会計年度(2012年10月期)においては、マーケット全体における情報化投資の抑制傾向のもとで、当社は新規顧客の獲得と既存顧客の囲い込みに重点において活動してまいります。継続的な質の高いサポートサービスの提供による顧客の囲い込みと、新規顧客獲得による固定顧客数の確保は、不確実な状況下において、経営基盤の強化に直結するものと考えております。そのために、主力パッケージソフトを中心としたソフトの品質強化や機能強化、新出するニーズに応えた商品・サービスのタイムリーな提供を重視してまいります。
厳しい環境下ではありますが、当社は、今後ともお客様の経営を強力にバックアップする高品質の業種・業務パッケージを核としたスモール&パワービジネスの展開に邁進してまいりますので、株主の皆様には引き続き温かいご支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
最後になりましたが、皆様の今後のますますのご発展を心より祈念いたします。
平成23年12月12日 代表取締役会長兼社長 堂山 道生
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