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コラム

2015.05 姉さん六角 京の道…京都のシンボルロード?『御池通』

御池通 市内のほぼ中央を東西に走る御池通が『京都のシンボルロード』として、その姿を変えて10年余りになる。欅の大木のあった側道との分離帯が撤廃されて車道と歩道が拡幅され、南北道路との交差点には辻標(つじしるべ)が設置されるなど街路整備とアート空間の創生をコンセプトにした事業であった。これを道路整備と呼ぶかどうか、異論のあるところではあるが、堀川から川端まで東西に走る約1.7km。京都で唯一8車線の広い道路になった。車の通行も増え、改めて植栽された欅は時を経て大きく育ち、今の時期新緑が美しい。

 祝祭空間として祇園祭や時代祭のパレードが行われたり、休日には市役所前広場で官製のフリーマーケットが開かれたりはしているが、計画の目的としていた《ときめき》と《賑わい》にはまだほど遠い。御池大橋の手前に設置されたアート(?)な噴水が、季節を問わずひたすら水を噴き上げているのは虚しい。昼間はともかく、夜間目立つのは明るいコンビニの照明だけで、行き交うのは狭くなった四条通を避けて走る車ばかりである。

 街路に面した建物にデザインも高さすらも統一感がないのは建設時期が異なる以上仕方ないのだろうが、新築される建物がオフィスビルやマンションビルばかりでは、《賑わい》も《ときめき》も縁遠い。交差する小路や路地と提携した継続的なイベントや、日常的な生活感覚を刺激する魅力的なショップの誘致などの吸引力のある仕掛けがなければ、コンビニストリートになりかねない。
 京都のシンボルロードというには、まだ時間が必要なのだろう。(M)

(写真は、烏丸御池より東方面へ御池通を望む)

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