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コラム

2014.10 ミステリアスin京都 市民が担う町おこしの先駆け『時代祭』

 時代祭は、140年前に始まった極く新しい祭りである。首都が東京に代わって消沈していた京都を活性化しようと、明治28年つまりナクヨウグイスの1100年後の1894年に、勧業博覧会と合わせて遷都千百年記念祭を準備した。日清戦争前夜の逼迫した時代である。政府に頼らず殆ど実業界や町内会の京都市民からの寄付金でまかなった。当時は田畑だった岡崎を博覧会会場とし、応天門や大極殿を復元し、桓武天皇を祀る本殿を作って平安神宮を建立した。その町おこしイベントの象徴として、1100年の歴史を振返る大規模な仮装行列を始めたのが最初である。

 すでに京都市内では、多くの先達神社が夫々のテリトリーを確保して氏子を組織していたため、新参の平安神宮は新たに市民組織『平安講社』を市内6区画に組織して支援を受けることにした。つまり、六つの講社ができ記念祭の資金を調達するとともにパレードでは其々が一時代を担当した。しかし1100年を体現するには6隊では間に合わない。特に最初と最後の納まりが悪いということで、戊辰戦争に参戦したメンバーも加わった京北町の山国隊が列外資格(特別参加?)で参加…本物の迫力!大喝采を浴びた。

 以降、隊列は増加し今や20隊。山国隊を引き継いだ維新勤皇隊の鼓笛隊のマーチから始まり、幕末志士隊、徳川城使上洛列…と時代をさかのぼって、秀吉や信長の戦国武将、花街のお茶屋組合が務める静御前や紫式部等の綺麗処が連なり、最後は桓武天皇・孝明天皇の2基の神輿とそれを警備する弓箭組列。参加人数2000人、市民参加・運営型の『京都祭り』として京都最大の祭りとなった。(M)

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