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コラム

2014.11 ミステリアスin京都 呪いの道も恋の道…『貴船神社』

 草木も眠るという丑三つ時、頭に三つの角が生えている鉄輪(かなわ)を被った女が、松明を咥えて杉の木に五寸釘で藁人形を打ち付けるという、おどろおどろしい謡曲『鉄輪』の舞台が貴船神社。

 平安時代中頃の話しだそうだが、白拍子の若菜に心変わりをした刀匠の四条宗晴とその妻沙月が住んでいたのは松原通堺町、そこから鞍馬の貴船神社まで約20km!夜毎通って若菜を呪詛し夫を取り返そうとしていた妻の沙月だったが、満願成就の夜、陰陽師安倍晴明に阻まれて井戸に身を投げたとか。この沙月を憐れみ、井戸とその傍らには鉄輪社という祠が今も残っている。

 そして貴船神社、実は呪いの神様ではない。水神様を祀る全国450社の貴船神社の総本社。創建は古く平安京以前からこの地にあった。たびたび洪水に悩まされる鴨川、淀川のコントロールを願って、源流の貴船川沿いに建立されたものだ。貴船明神が降臨したという丑の年、丑の月の丑の日の丑の刻に参れば願いが成就すると言われていたから、怒りの納まらない沙月さんもすがったのだろう。今は水神様として調理師や料理人の参拝も多く、縁結び・安産祈願の神様としても敬われる。他方で、人気の高い水おみくじは『大凶』もあって、怖さの一面も垣間見せる。

 11月は紅葉のシーズン。叡電出町柳駅から貴船口まで、紅葉のトンネルをくぐって30分。11月8日からは社殿もライトアップされ、貴船川沿いには紅葉灯篭が灯されて、今は『恋の道』と言われる参道を妖しく浮び上らせている。(M)

素材提供: http://photograph.pro/

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