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コラム

2014.08 ミステリアスin京都 『五山の送り火』

 京都五山とは、別格の南禅寺や天竜寺・相国寺などの有名寺院のことであるが、五山の送り火とはなんの関係もない。平安時代、或は室町~戦国時代に始まったと伝えられる送り火の行事は、お盆の最後の日である16日の夜8時0分、まず東山の如意ケ嶽で『大』の字が点火され、順次北山の『妙』・『法』そして西山の『舟形』・『左大文字』・『鳥居形』へと火が灯される。正確にいうと六山であるが、語呂がいいからか「五山の送り火」である。

 盂蘭盆会の精霊送りだから、仏教行事であることは間違いないが、妙法とあるから、妙法寺派の教えかというと、これも何の関係もない。
 そもそも、何故『大』の字なのか?『妙』と『法』の字体の違いに意味があるのか?何故『鳥居』や『船』があるのか?六つの文字や紋様に関連があるのか?と詮索しても、根拠のない跡付けの解釈しかないミステリアスな行事である。

 お盆が終わってご先祖様が冥府にお帰りになるから、大きな明かりを灯してお見送りする。これでいいのだ‼
 誰も権威づけしなかった…スポンサーもいなかった。純粋な民間信仰として里人に伝承され、ボランティアで存続してきた。地元の人々の静かな、しかし熱い想いが支えてきた…だから、廃れることなく今日まで続いた。

 漆黒の闇にきれいに浮かび上がりたちまち消えていく、過ぎ行く夏を送る炎のページェント。(M)

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