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コラム

2015.09 姉さん六角 京の道…鯖街道の終点、お店もお客も元気に『古川町商店街』

古川商店街 七口から出入りする京の道は、『街道』と呼ばれている。鞍馬街道、周山街道、西国街道などである。福井県から京に入る若狭街道は、その特産品から別名『鯖街道』とも言われる。福井から洛北の大原口を経て、約2日の行程でほど良い塩加減となった鯖や甘鯛が京都市内に運び込まれた。その受入れ先の一つが古川町商店街であった。

 大原口から、旧白川通りを通って聖護院の脇に出たところが古川町通で、東山三条を少し東に入った南側に幅2mほどの入口がある。
 目立たないが、ここが東海道と若狭街道の交点で、『若狭街道 三条より知恩院 古門前迄凡そ五町ほど (1762‐京町鑑)』と言われた若狭街道の終点、古川町商店街の入口である。海から遠い京都に届けられた若狭湾の美味しい海産物は、焼き鯖や鯖寿司としておばんざいとなり、若狭鯛や甘鯛(グジ)の焼き物、蒸し物として京料理の定番となった。
 青蓮院、知恩院や八坂神社に隣接し、京都の消費の中心地でもある祇園にも徒歩3~5分に位置して、往時には入荷を待ちわびる人たちで多いに賑わっていたことだろう。

 しかし、今はセピア色のレトロな街だ。地味な店構えの店舗が軒を連ね、扱う商品も日常の品ぞろえ。お客さんも普段着のおばちゃん、おっちゃんの姿が目立つ。かつては『西の錦、東の古川町』と言われたそうだが、その華やかさは殆ど無い。しかし、その昔料理人が贔屓にしたような刃物研ぎや金網専門店などが今も繁盛しているように、鯖街道の終点としての味わいのあるお店がお客を惹きつけている。さらに最近は、季節に応じて催される地域ぐるみのホットなイベントや、『すこやかサロン』を通した子育て支援・介護予防・健康促進等に活発に取組んでいる。

 多くの商店街が淋しくなりつつあるあるが、この商店街がより賑わってくるのはそれ程先のことではないだろう。元々、サバにあるDHAやEPA等の若返り元気エッセンスも効いているのだから…。(M)

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