コラムCOLUMN

2011/09/01

2011年9月 京のパワー-京都国際マンガミュージアム

2011 September 火の鳥・・・手塚治虫のライフワーク作品を京都の伝統的な仏像技術で製作されたこの巨大なオブジェは、マンガの殿堂―京都国際マンガミュージアムのファサードに羽ばたいている。

 全国で唯一マンガ学部を持つ京都精華大学が運営する同ミュージアムは、明治2年に地元住民によって設立された龍池小学校を活用して出来たもの。だから今もなお懐かしいレトロな雰囲気と香りがただよう。
 蔵書約30万点、古今東西から集められた『マンガ』や『フィギュア』が教室や廊下の壁面に展示され、芝生に寝そべったりしながらゆったりと楽しむことが出来る。夜ともなれば、金色に輝く火の鳥の前の校庭で、少年野球の練習やゲートボールも行われている。

 この9月11日までは『仮面ライダー展』9月10日からは『ドイツ・コミック作家展』などの多彩な企画展も催されるこのミュージアムは、日常感覚を解き放ちイマジネーションを拡げてくれるスピリチュアルスポットなのだ。 (M)

 (京都国際マンガミュージアムは、京都本社から徒歩5分の烏丸御池上るに位置します)

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